展示ブースデザイン
東京ビッグサイトで開かれた「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」の一つのブースのデザインです。
クライアントは「茨城県家具建具商工連合会」です。茨城県の建具職人さんの組合で、約60社の組織になります。ご依頼内容として、茨城県産の杉材と建具技術のアピールの場としたいとのことでした。組合の特徴として、組子技術に長けた方が多くいらっしゃるということがありました。
このことから、設計コンセプトとして、
・茨城県が誇る建具職人の技術を組子に特化してアピールする
・展示物は茨城県産の杉材を用いてその触感、薫りを体験させる
・組子技術を用いて新しい家具、建具、プロダクトを製作展示する
・職人さん達の凛とした技術、人柄をブース全体で表現する
以上を元に設計しました。
また、ブランド名「KUMICO」を立ち上げて、その名前をブース名にしています。ブースの以外にも、展示された家具、建具、プロダクトもデザインしていますが、プロダクトは森吉直剛アトリエの元所員でデザイナーの後藤史明さんが手がけられています。
所在地:東京ビックサイト
用途:展示ブース
面積:9㎡
施工会社:茨城県家具建具商工連合会
竣工年:2011年
プロダクトデザイン:後藤史明
Site : TOKYO BIG SIGHT
Use : exhibition
Area : 9sqm
Completion year : 2011
Product design : Fumiaki Goto
photo by Naotake Moriyoshi
