2025年総括、年末年始の業務のお知らせ / 2025 Summary

今年最後の仕事は家具図作成でした。形状と仕上を全て決めると共に、造り方を考えながら詳細の図面にしていきます。この「漏れなく全て記入する」ことと「造り方が分かる」図面にすることがとても重要です。結果、見積金額がぶれず、現場でも変更が必要なく、設計者が思い描いたとおりに健全に進みます。設計図は「これをやりなさい」ではなく「これをこうやると出来ます。なんとかお願いしたい」のスタンスでこれまでも描いてきましたが、職人さんが少なくなってきた今の日本の状況ではますます重要ではないかと思います。その結果として結局はクライアントと設計者の満足に繋がります。

今年は、都内の狭小地で木造3階建ての住宅が最初で、少し余裕のある敷地での2階建ての木造住宅が竣工しました。前者は制限ギリギリに建てながらもプライバシーを確保することや個別感を出すこと、後者は久しぶりに広いお庭と室内との関係を考えて設計できた物件でした。

また、以前マンションリノベーションした方の別マンションのリノベーションも完成しました。キッチンと浴室、洗面スペースなど主に水回りのみの部分リノベーションでしたが、住宅において最も密度の濃い所なので、素材や機器を決めるためにショールームを相当数廻って決めていきました。部分リノベーションの場合、今既にあるものの素材感や色合いとの関係を考える必要があり、全体リノベーションよりある意味難しいです。その分出来上がったときの達成感はあります。

この案件もそうでしたが、今年は以前お世話になったクライアントからの別案件のご依頼がなぜか多くありました。写真の家具図の物件も同様で、以前リノベーションした戸建て住宅の別のスペースのリノベーションです。そのほか、同じく戸建てリノベーションした方の再リノベーション、新築された方の別敷地のテナントビルなどが進行中です。いったん信頼関係を築いたクライアントとの仕事はやりやすく非常に有り難いことです。

もちろん新たなクライアントとの出会いも非常に有り難いです。年末に契約を結んで頂いた都心の戸建てのクライアントは、終始当方にリスペクトをしていただいていることを感じながら気持ちよく対応できました。かなりの狭小地ですが、都心に立ち上がる空間がどうなるか私自身も楽しみです。

年末年始の業務ですが、今年は12/29まで、来年は1/6からはじめます。休み中もメール対応は致しますので何かございましたらご連絡下さい。

2026年もどうぞ宜しくお願い致します。 

森吉直剛アトリエ合同会社 代表 森吉直剛